今回は‘東京アパッチ’について書いていきたいと思います。
前々回の記事で、この試合のアパッチの敗戦は‘自滅’とだけ書きましたが、実は僕はもっと‘深刻な状況’だと思いました。 これは選手個人のことではなくて主に‘ブライアントHC’のことになるのですが、はっきりいって‘理解不能’なのです・・・ では、そのあたりのことを中心にこれから書いていきたいと思います。
まずそれは試合開始直後のアパッチのディフェンスから始まりました。 アパッチの攻撃が決まりディフェンスに移る際、ヒートデビルズの‘PG’の‘与那嶺選手’に‘青木康平選手’(以後康平選手)がマークに付かず右ハイポスト付近にさっさと戻ってしまうのです。これを最初見たとき康平選手がディフェンスをサボっているのかな?と思いましたが、この光景を何度も見ているうちに
「これ、もしかして‘ゾーン’やっているのか?」
と思いました。
しかし、これも注意深くしばらく観察していると、フォワードの‘ベイカー選手’がえらく高い位置で与那嶺選手にチェックに行ったりするのですが(この行為自体理解不能なんですが・・・)、そのフォローがなく、彼にいとも簡単に抜かれて‘好き放題’されていたり、また康平選手も時々自分が守るべきゾーンから大きく離れてボールを持つ相手選手を追っかけて行ったりと、一体何をやっているのか訳がわかりませんでした・・・
ここで僕がアパッチのHCだったらどうするか?
まず、この高さに勝り、ロングレンジも得意な選手を揃える‘ヒートデビルズ’に対して‘ゾーンディフェンス’なんて考えられないです。 当然、康平選手のゾーンから崩されるからです。 ましてや‘インサイド’の要の一人であるベイカー選手が高い位置でスピードで勝る‘与那嶺選手に当たったら一体どうなるか・・・ 案の定、彼に簡単に抜かれ、抜かれたら最後、インサイドには‘デービス選手’しかいません・・・ 相手は‘アレン選手’と‘エリス選手’です。当然彼らに好き放題にされます・・・
だから僕なら当然‘マンツーマンディフェンス’でいきます。そして与那嶺選手には康平選手にしっかりとマークについてもらいます。特に与那嶺選手はこの時点で‘アシストランキング’トップだった訳ですから(この日はなんと‘12AST’!)、彼の嫌がる‘間合い’を常にキープしてプレッシャーを与え続けて彼に思うようにプレイさせないように指示します。
ただこの日の‘康平選手’は非常に良くなかった・・・ ディフェンスに対する意識が全然感じられませんでしたから・・・ 戻りは遅いし、マンツーマンに変わったときでも相手とえらく離れた間合いを取りプレッシャーをかけようともしない・・・ 特に第3クオーターの彼のディフェンスは酷くて完全に‘空気’と化していました・・・
僕だったらこんなプレイをされたら即交代させて‘説教’なんですが、ブライアントHCはそんな彼を使い続けました・・・
このあと試合が進み、第1クオーターの終了ぐらいに‘ヘリコ’と‘仲摩選手’に変わって‘牧ダレン選手’と‘ジョーホー’が入ってきました。この選手交代も理解出来なかったです・・・
先ほども書いたとおり、康平選手は僕の目からみて‘最悪’の状態でした。ですので僕だったらヘリコを残して
PG:牧ダレン選手 SG:ジョーホー、ヘリコ PF:ベイカー選手 C:デービス選手
このメンバーを軸に戦います。
特に交代で入ってきた牧ダレン選手とジョーホーは非常に調子が良かった! ディフェンスは早めのタイミングでしっかりとプレッシャーをかけ続け相手選手のミスを誘ったりして自由にオフェンスをさせませんでした。またオフェンスにおいても難しいショットを決めたりしてチームに勢いをつけ、なんと第2クオーターだけで7点差をひっくり返し‘49−48’の1点リードで前半を終了したのです!

#10 牧・ダレン・聡 : 17分出場 8P 1AST 4RBD



攻守にわたって素晴らしい働きをしました

#31 城宝匡史 : 19分 10P 1AST 1RBD

チームメイトと確認するジョーホー

ブラクストン選手を‘引っ掛けて’抜き去るジョーホー

指示を出すジョーホー
ブライアントHCのジョーホーに対する扱いも非常に解せないものがあります。というのも、今シーズンの‘ドラフト’で彼は‘エヴェッサ’に対して
「ジョーホーがどうしても欲しい!」
と言って‘仲村選手’と交換トレードをしたはず。なのに彼の今シーズンのジョーホーの起用の仕方を見ている限り、ジョーホーを積極的に起用しているようには到底思えない・・・ このことは前から非常に‘不可解’に思っていました。彼自身もこんな使われ方は決して満足していないはずだと思います。そしてそれは試合中の彼の表情からも感じました・・・

果敢にゴールにアタックするジョーホー

険しい表情のジョーホー もっと乗りに乗っているジョーホーの顔が見たい!

#35 ジョン‘ヘリコプター’ハンフリー : 25分出場 12P 3AST 3RBD
彼は、序盤、ファールがもらえなくてかなりイライラしていましたが、僕から見てパフォーマンスとしては全然悪くなかった。実際、身体のキレは凄く良かったし第2クオーターからはちゃんとファールももらえていたし調子は良かったと思う。僕はこういうときには彼にもっとボールを回してどんどん点を稼いでもらうに限ると思ったのですがあまりボールが回ってきませんでしたね・・・ 出場時間もチームの状況を考えて‘25分’というのは少ないと感じました・・・

気持ちは分かるが・・・
ハーフタイムが終了して第3クオーター開始、またもやブライアントHCは康平選手を出し続けました。先ほども書きましたが、このクオーターの彼のディフェンスは本当に酷かった! とにかくディフェンスをやる気が全く感じられない・・・ この日の彼は見ていて本当に‘イライラ’しました!
ブライアントHCも第1クオーターのメンバーでは‘35点’も獲られたのに、第2クオーターのメンバーでは‘13点’に失点を抑えたのはわかっているはずだから、ここは最初のプランから外れるかもしれませんが明らかに調子の良い牧ダレン選手とジョーホーのセットを出し続けるべきではなかったのか?
とにかくあれだけ失点した第1クオーターと同じメンバーで試合を進めるからまた失点が増えて、さらにオフェンスではヘリコにはほとんどボールが回ってこずに、ここではヘリコが‘空気’状態・・・ オフェンスではヘリコ抜きの‘4人’、ディフェンスでは康平選手抜きの‘4人’で戦っているようなものでした・・・
僕はこの時点ですでに勝敗が決していたといっても過言ではないと思います。デービス選手の‘ファールトラブル’は‘勝敗とは全く関係無い’と思いますね。さらにいえば、このデービス選手のファールトラブルもインサイドをほとんど彼一人に任せるような采配をするからであってこれら全てHCの責任だと思います。

#21 ニック・デービス : 28分出場 4P 7AST 9RBD




デービス選手とブラウン選手 共に‘ファールアウト’となりましたが今回はHCに文句を言ったほうがいい

#23 ディーン・ブラウン選手 : 13分出場 8P 3AST 2RBD

まだ慣れていないのでしょうが‘微妙’だなあ・・・ はたして‘トレボーン選手’をわざわざカットしてまで獲る選手なのだろうか・・・

#33 デミオン・ベイカー : 34分出場 10P 3AST 4RBD


最初は
「自分の役割を忘れてなにやってんだ!」
と思いましたが、常にチームメイトを‘鼓舞’したりして一生懸命にプレイしていました。勝ちたいという気持ちは一番伝ってきました。
さて、これからのアパッチですが、今回のような試合をしている限り‘プレイオフ’出場は無理ですね・・・ 今回のアパッチであれば‘グラウジーズ’にも負けます・・・
今週の‘アローズ’との2連戦、勝敗の行方はズバリ‘HCの采配’次第だと思います。 ‘孫子’については前にもちょっと触れたとは思いますが
「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」
ですよ! ブライアントHCはもっと自分のチームの状態を良く理解して、一番調子の良い選手を起用し、相手チームの弱点を徹底的に攻める! このことをしっかり行えばこの2連戦、勝敗の行方はわかりません! たとえ負けたとしても‘観客’を満足させられる戦いを見せることはできるでしょう! 今のアパッチは単なる勝敗よりもこういった戦いを続けることが一番大切なのではないでしょうか・・・

テーマ:bjリーグ - ジャンル:スポーツ
- 2008/02/22(金) 03:07:46|
- 東京アパッチ
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